中国激動 空前の農民大移住：NHKスペシャル

中国激動 空前の農民大移住　NHKスペシャル

番組のタイトルに興味が湧いて

NHKスペシャルを視た。

「中国激動 空前の農民大移住」

中国の重慶市で行われてい社会実験のことだ。

かなり衝撃的でした。

一人っ子政策の後に差し迫る課題として

将来、日本を上回るかというほどの

超高齢化社会が待っているはず。

しかも、世界的な食糧不足が懸念されている中で

農民が農業を辞めて、都市住民となる。

貧富の格差の解消、海外資本を受けて工場の誘致、

いろいろと国内事情はあるだろうけれども

中国ならではの壮大な社会実験には違いない！

土地の強制収用という形ではなく

「農民の9割の賛成」という形態で実施されているようだが

強引な政策のように感じる。

農民が都市住民となって

サラリー生活に就く。

そして、後々は社会保証制度のもとで

老後を送る。

果して、賢明な政策だろうか？

農民が食糧を生産する。

ある意味、自立生活を行っている。

都市住民となれば、もはや社会保証に頼った、

国に依存した生活にならざるをえない。

重慶市のケースでも

既に先行きが怪しいようである。

あの特殊な政治体制がなせる業であろう。

市場原理に任せない、頭で計画した政策では

いずれ矛盾が生じるに違いない。

共産主義の行き詰まりは

ソ連、東欧諸国で証明済みなのではないか！

中途半端な資本主義も歪が生じている。

あれでよいのだろうか？？？

次回、10月13日（今日）の放送では

”こころ”の問題に迫るようだ。

「中国激動“さまよえる”人民のこころ」

あの歴史教育内容に触れるかどうか？

見逃せない！

そんなことを憂えながら 

寒　冬秀がツブヤキました。　

中国の壮大な社会実験・・・改革、一人っ子政策、重慶の農民大移住

の中でふれています。